小さな子どもと上手にスキーを楽しむ方法【後編】

Masakiです。

「スキーが趣味です!」と言い切れる方は、そろそろほとんどの人が初滑りを済ませたんじゃないでしょうか。Masakiはアサマ2000で初日を迎えて、今のところ7日間程滑ってます。

今シーズンは最終的に何日の滑走になるかなぁ… 50日は最低でも行きたいね(〃▽〃)

さて…

小さな子供が自由に滑るために

 

2016.03.14a

今回もリライト投稿ですよ~

「小さな子どもに楽しくスキーを教える方法」の後編になります。まだ、前編を読んでいない方は、まずコチラの前編を読んでみてね。

 

 

最初にちょっとしたコツ

 

子供を教える時に、頭の片隅に置いておくとちょっと得するコツを3つ程書いてみようと思います。

 

1つ目・・・子供の目線に注意!

初めて滑る子どもは、どうしても慣れていない足元に目線を向けちゃうんだよね。声をかけたり、手を振ったり、冗談を言ったり、わざと変な格好で滑ったり、子供の目線を、前を滑っているパパママに向けるよう意識してみて下さい。

子供が進行方向を見て滑ることができると、やっぱり滑りは安定していきます。

 

2つ目・・・褒める時はハイタッチをしよう!

小さな子供にスキーを教える上で「褒める」という行動はめっちゃめちゃ重要です。普段褒める時は、言葉で褒めて、頭をなでたりするんじゃないかな?言葉で褒めるのはもちろん大事だけど、特にヘルメットを被っている場合、頭をなでるのはあまり意味が…

 

 

そこでハイタッチなんですよ。

 

 

ハイタッチは、褒めるという効果はもちろん、一緒に楽しんでる感が出るので、子供のテンションは結構な確率で上ります。

 

3つ目・・・自分の目を子供に見せよう!

ほとんどの小さな子どもは、ゴーグルやサングラスをかけているパパママを見慣れていないと思うので、眩しかったりするかもしれんけど、滑っている時には、できるだけ目を見せてあげてね。

子どもはパパママの顔を見ることですっごく安心します。ビーニー、ゴーグル、フェイスマスクをフル装備状態で一緒に滑るのは、なんとか避けて欲しいところです。

 

 

ステップ4:止まってみる

 

ここでは前編のステップ3の続きで、「止まる」について書きます。

練習を続けていくと、5mくらいはそこまで時間をかけずに滑れるようになるでしょう。そしたら、次はやっぱり10mくらい滑らせ…

 

ないで下さい(笑)

 

5m滑れない子は、繰り返し「滑る」に集中して練習する必要があるけど、5m滑れたらさっさと止まる練習に移りましょう。じゃないと、スキーで止まるのは「パパママがやってくれる」って子どもが思うようになっちゃうからね。

※ ここではプルークスタンスの姿勢を「ピカチュウ」と名付けたという前提で書きます。(前編のステップ3参照)

まず、プルークスタンスで止まった状態からスタートします。足踏みをしてプルークスタンスを徐々に狭くしていくと、板が進みだします。動き始めて10cm進んだら…

 

「はい、大きいピカチュウ!」

 

と、言いながら子どもの目の前で、両手両足を広げてみてあげて下さい。きっと止まれます。この「10cm」が非常に重要です。「止める」という行為を人生で初めてやるわけだから、成功して自信を持たせるためにも可能な限り難易度を低くしてあげる必要があるわけです。

5m滑れたから、5m滑ってから止まるというのは絶対ダメ!

緩斜面で10cmしか進んでないわけで、スピードなんか0kmに限りなく近いわけで、大人にとっては止まれて当たり前なのです。

でも、でも、子どもにとっては動いた状態から止まれた初めての瞬間なんですよ。当然、最大級の賛辞を捧げましょう。

めちゃめちゃ大事なことなので、もう一度言います。

 

 

10cm進んだら止めて下さい!

 

 

そして、次はこう言ってみます…

「今度はもうちょっとだけ沢山動いてから止まれるかな~?」

 

 

99%「止まれる」と言うでしょう(笑)

 

 

20cm、30cm、50cm、1mと、だんだん滑る距離を長くしていきましょう。5mプルークスタンスで滑れた子どもであれば、おそらく止まれると思います。

ただ、スキー場によっては、初級斜面といっても、ちょっと角度がキツ目の場所もあるわけで、こういった斜面では10cmでは止まれるけど、1mでは止まれないということも出てきます。

そういう時は、止まっている状態で、もう一回「小さいピカチュウ」と「大きいピカチュウ」を練習します。

小さなピカチュウ…スタンスちょっと狭め、手は縮こまっている

大きなピカチュウ…スタンス目一杯広く、手もこれ以上ないくらい広げる

その後で、止まった状態から「小さいピカチュウにして滑ってみよう」と言って滑らせます。1m進んだら「大きいピカチュウだっ」と目の前で両手両足を広げます。

さっきとやっていることはほとんど変わらないんですけどねぇ… 何故か止まれるんです^^ 小さい状態から広げるので、ほんのちょっとだけ雪を勢い良く掻き分けるからだと思います。

それでも、止まれない時には魔法の言葉を使いましょう!

その魔法の言葉とは…

 

 

だ~る~ま~さ~ん~が~こ~ろ~ん~だっ

 

 

嘘だと思う?でもこれ、本当に魔法の言葉なんですよ(笑)

ここまでやって、やる気のある子が初級斜面で止まれなかったことは一度もありませんから♪

 

 

ステップ5:曲がってみる

 

現在、販売、レンタルされている子ども用の板は非常に優秀です。しっかりと板の特性を活かして子どもに曲がることを教えましょう。

でも、正直に言うと、「曲がる」に関しては教えるというより、勝手に曲がれるように誘導するってイメージの方が上手くいくかもね。

 

【バックボーゲンが苦手なパパママの場合】
子どもの真正面、10m程度離れたところにパパママが立ち、子どもに直滑降をしてもらいます。滑り出したらすぐに、パパママは左右どちらかに50cm程度移動し、「こっちにおいで~」と声をかけます。

これだけで曲がれることも結構あります。踏み変えようが、何しようが曲がってこれたら、「今、曲がったんじゃない?すごいね~」と曲がれたことを伝えて褒めてあげましょう。

10m進んで、50cm横に移動、これは正直ほとんど曲がってません、でも、褒めます。10cm滑って止まった時と同じことですわ。

もちろん、曲がれないことも多々ありますので、その場合は再度挑戦です。今度はできるだけ、パパママの方に顔を向けるよう伝えてみて下さい。少し難しいかもしれませんが、可能であれば、胸をパパママの方へ向けるように言ってみてください。ウェアの胸に例えばハートマークが描かれていたら、「ハートマークを見せて~」と言うのも非常に効果的です。

体をヒネることがどうしてもできない子どもには、パンチをさせてみましょう。左に曲がるには、右手でパパママの方へパンチ、右に曲がるには左手でパパママの方へパンチだね。

 

パンチはしてくれないのに、アンパンチならしてくれる子どもは結構多いです(笑)

 

ちなみにヒネることは、曲がる時に非常に有効なのですが、ヒネり過ぎるのは色々と弊害も出てきます。ちょっとヒネる程度になるように可能ならば調整してあげて下さい。

あとは滑るスピードをちょっとだけ上げてあげるのも有効です。自転車と同じで超低速で曲がるのは難しいもんね。

ここで1つ大事なポイントなんだけど、最初は必ず1ターン毎で練習して下さい。左右への連続ターンは、左右1ターンづつなら曲がれるようになってからにしましょうね。

左右曲がれるようになったら、先導して「ついてきてね~」と言ってあげて下さい。鬼ごっこっぽい要素を入れても面白いですよ。

前編でも書きましたが、小さな子どもは、パパママの顔が見えている安心感が成長の大きな助けになります。バックボーゲンが難しい場合は、3秒に一回くらいは振り返ってあげて下さいね。

 

【バックボーゲンができるパパママの場合】
今までの経験から言うと、バックボーゲンができるのであれば、難しいことを考えず、長い距離を滑りながらゲームをやるのが一番です。

 

滑りながらハイタッチゲーム

 

子どもに「教える」必要はありません。たった一言だけ「伝えて」下さい。

 

「滑りながらハイタッチしてね」

 

下記の(1)の状態でスタートします。

パパママが(2)のように先行して滑りながら少しだけ曲がり、「は~い、タッチできるかな~」と大きな声をあげて子どもを煽ります(笑)

子どもがタッチできたら、(1)の状態に戻って、今度は逆に少しだけ曲がります。

もし、子どもがなかなか曲がれなかったら、(3)のように子どもの真正面から少しだけズレた位置で直滑降を続けます。色々と声をかけながら、たまに「タッチしてくれないのかな~」と子どもを煽ります(笑)

初めは絶対に(4)のように、子どもが大きく曲がる必要がある位置には行かないでね。高確率で、子どもの曲がる気がなくなります^^;

2016.03.17d

緩斜面で、滑る止まるができる子であれば、500mも滑れば、最低でも左右の片方は曲がれると思います。言うまでもなく、曲がれたら必ず褒めてあげてね。

そして、曲がるのが苦手な方を重点的に練習してあげて下さい。

左右ギュンギュン曲がれるようになったら、わざと(4)のように大きく曲がるよう促してみましょう。

本数を重ねれば、だんだんと自由自在に曲がれるようになっていきます。緩斜面であっても、どうしても右だけ曲がれない… な~んて場合のみネジりを意識させてみてね。

ちょっと右に曲がるのが苦手… くらいであれば、下手なことを言うよりガンガン本数を稼いだほうが確実に上手くなります。

 

 

ステップ6:色々な練習をしてみる

 

滑る、曲がる、止まるが緩斜面限定であってもいいので、しっかりできるようになったら、色々なことをやってみましょう。

【滑りながらジャンプ】

スキーに乗る位置(ポジション)のいい練習になります。小さな子どもの滑っている時のポジションって後傾に見えるけど…

大人と比べて後傾なのは問題ないよ。スキーの先っぽが、滑っている最中にフワフワ浮くくらい後ろに寄りかかってたらさすがに修正してあげるべきだけどね。

それよりは、ドカっと、体重がしっかり板に乗っかってるかが重要なんで、そういう意味でジャンプはいい練習になります。

【ちょっとブレーキ & 目一杯ブレーキ】

他の言葉で言えばスピードコントロールの練習ですな。
 
「だんだんゆっくりにしてみよ~」
 
「止まらないよ~ でも、超ゆっくり」

「さて、急に止まったりできるかな?」

みたいな感じで緩急交えたブレーキの練習は非常に重要ですよ。

【ちょっとした遊びを見つける】

「ちょっとだけ林の中に入ってみようか」

「フワフワの雪(新雪)が沢山あるね。つっこむぞ!」

「あそこのコブでジャンプしてみようか」

みたいなのを、ルール、安全に配慮しつつ見つけて遊ぶんです。対応力が急激に上がったりもするけど、それにはまってそれ以外やらなくなったりする子どももいたなぁ(笑)

【滑りながら動いてみる】

スキーに関する運動じゃなくてもいいです。動物のマネ、小さくなる、大きくなる、じゃんけんをする、拍手、滑ることに集中しなくても滑れるになっていきます。ただ滑ってるより集中力が長続きするってメリットもあったりする^^

 

 

パパママが練習すべきこと

 

技術的にパパママに是非マスターしてもらいたいのは、とにかくバックボーゲンです。私がキッズレッスンをする時、95%くらいはバックボーゲンで滑ってたかな。

もし、後ろ向きには滑れるけど、後ろの障害物や人を避ける自信がない人は↓みたいにしてみるのも手です。

2016.03.17e

ママは振り返らないで、パパに障害物や人を見てもらうわけです。子どものレッスンに集中できるよ。

 

 

最後に

 

前編、後編の両方をリライトしてみました。まだ書きたいことが山ほどあるんだけど、全部書いたら、文章の長さにドン引きされそうなんで、とりあえず一旦終了してみようかと。

おそらく人によっては、「えっ、それは違うんじゃね?」みたいなことは確実にあると思うけど、頭の片隅に一個でも書いたことを置いておいてくれたら嬉しいです。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。LEGIT WORKS管理人、Masakiでした。

 

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